日本の衛星通信利用
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我が国の衛星通信利用は1967年から始まり、1970年代には独自の通信放送衛星を運用するようになりました。
インテルサット2B(ラニーバード)
この切手は太平洋上空をカバーする静止衛星、ラニーバードを描いたものです。
日本はインテルサット創設時からの主要加盟国です。
現在ではインテルサットは民営化されました。
(日本発行、1967年、SC#904)
通信衛星CS
と衛星通信地球局
「さくら」と呼ばれていたNTTの衛星です。スピン安定型で、本体は円筒形になっています。
その後N-STARに代わり、NTTが打ち上げていましたが、現在はNTTドコモのN-STAR cをJSAT社が運用しています。
(日本発行、1994年、SC#2425)
静止放送衛星BS
「ゆり」と呼ばれていたNHKの放送衛星です。静止位置は東経110度です。
現在はBSATシリーズに代わりBSat社が運用しています。
(日本発行、1992年、SC#2134の部分拡大、60度回転)
通信放送技術衛星(かけはし、COMETS)
H−IIロケット第2段の不具合のため、静止化に失敗しましたが、いくつかの技術試験を行いました。
(日本発行、1996年、SC#2549)
JAXAは、
データ中継技術衛星(こだま、DRTS)
や大型の通信アンテナを宇宙で展開する
高速インターネット衛星(きずな、WINDS)
を開発してきました。
一方、商業通信衛星としてジェイサット社が世界第5位の売上げ規模で通信衛星JCSATを運用しています。
国際的な衛星通信
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