インテルコスモス計画と国際共同飛行 ENGLISH
直線上に配置

 インテルコスモス計画は、ソ連が友好国の宇宙飛行士を宇宙ステーションサリュートやミールに搭乗させ、ソ連の宇宙飛行士と共同で宇宙実験などを行 う計画です。1978年から始まりました。
チェコスロバキアとのインテルコスモス(国際共同宇宙飛行)

 1978年、ソ連のグバレフとチェコスロバキアのレメクがソユーズ28号で打ち上げられサリュート6号に搭乗しました。

(上:ソ連発行、1978年、SC#4645-4647
下:チェコスロバキア発行、1979年、SC#2222、2225)

ポーランドとのインテルコスモス計画

 1978年、ポーランドのヘルマシェフスキー宇宙飛行士がソユーズ30号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。

(上:ソ連発行、1978年、SC#4670-7
 下:ポーランド発行、1978年、SC#2270)


東ドイツとのインテルコスモス計画
 1978年には、東ドイツのイェーンがソユーズ31号で打上げられ、インターコスモスを実施しました。
 上左の切手の図案は射場で組み立て中のソユーズ31号です。
(ソ連発行、1965年、SC#4690-92)
左の切手はドイツ初の宇宙飛行士イェーンです。
(ガーナ発行、1994年、SC#1701a)
ブルガリアとのインテルコスモス計画

 1979年、ブルガリアのイワノフ宇宙飛行士がソユーズ33号で打ち上げられましたが、サリュートとのドッキングに失敗し搭乗できませんでした。
 
(上:ソ連発行、1979年、SC#4747-48
 下:ブルガリア発行、1979年、SC#2575)

ハンガリーとのインテルコスモス計画

 1982年、ハンガリーのファルカス宇宙飛行士がソユーズ36号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
(上:ソ連発行、1980年、SC#4835-37
 下:ハンガリー発行、1980年、SC#C417)

ベトナムとのインテルコスモス計画

 1980年、ベトナムのトアン宇宙飛行士がソユーズ37号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
(上:ソ連発行、1980年、SC#4849-51
 下:ベトナム発行、1980年、SC#1063)

キューバとのインテルコスモス計画

 1980年、キューバのメンデス宇宙飛行士がソユーズ38号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。

(上:ソ連発行、1980年、SC#4865-67
 下:キューバ発行、1980年、SC#C324)

モンゴルとのインテルコスモス計画

 1981年、モンゴルのグラクチャ宇宙飛行士がソユーズ39号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
 
(上:ソ連発行、1981年、SC#4921-23
 下:モンゴル発行、1981年、SC#1132g)
ルーマニアとのインテルコスモス計画

 1981年、ルーマニアのプルナリウ宇宙飛行士がソユーズ40号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
 
(ソ連発行、1981年、SC#4941-43)
フランスとのインテルコスモス計画

 1982年、フランスのクレティン宇宙飛行士がソユーズT6号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
 
(ソ連発行、1982年、SC#5059-61)
インドとのインテルコスモス計画

 1984年、インドのシャルマ宇宙飛行士がソユーズT11号で打ち上げられサリュートに搭乗しました。
 
(上:ソ連発行、1984年、SC#5241-43
下:ソ連発行、1984年、SC#5244、小型シートの切手部分)


 この後、ミール時代に最後のインテルコスモスが1回だけ行われます。
 
シリアとのインテルコスモス計画

 1987年、シリアのファリス宇宙飛行士はソユーズTM3号で打ち上げられてミールに搭乗し、ソユーズTM2号で帰還しました。 (ソ連発行、1987年、SC#5580-83もあり)
 
(シリア発行、1986年、SC#1088)

インテルコスモス計画はこれで終了し、以後は国際共同飛行となります。


 1988年 ブルガリアとの国際共同飛行(アレクサンドロフ)ソユーズTM5号(帰還はTM4号)(ソ連発行、1988年、 SC#5674)

アフガニスタンとの国際共同飛行

 1988年、アフガニスタンのモフマンド宇宙飛行士がソユーズTM6号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM5号で帰還しました。
 
(ソ連発行、1988年、SC#5703)


フランスとの国際共同飛行
 1988年、フランスのクレチアン宇宙飛行士が82年に続いて再びソユーズTM7号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM6号で帰還しました。
(ソ連発行、1988年、SC#5719)

日本(TBS)との国際共同飛行

 1990年、TBSの秋山豊寛宇宙飛行士がソユーズTM11号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM10号で帰還しました。
 
(ソ連発行、1990年、SC#5952)

イギリスとの国際共同飛行

 1991年、イギリスのシャーマン宇宙飛行士がソユーズTM12号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM11号で帰還しました。
 
(ソ連発行、1991年、SC#6003)

オーストリアとの国際共同飛行

1991年、オーストリアのフィーボック宇宙飛行士がソユーズTM13号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM12号で帰還しました。
(ソ連発行、1991年、SC#6030)

ドイツとの国際共同飛行

 1992年、ドイツのフレード宇宙飛行士がソユーズTM14号で打ち上げられミールに搭乗し、ソユーズTM13号で帰還しました。ソ連の崩壊に伴い、国 名がロシアに変わっています。
(ロシア発行、1992年、SC#6074)

 トップ アイコンソ連トップページへもどる
直線上に配置