ロシア参加前の国際宇宙ステーション計画 ロシアが参加する前は、米国・欧州・日本・カナダなどの国際協力による宇宙ステーション建設計画でした。この切手は日本の国際宇宙年記念です。 (日本発行、1992年、SC#2135) |
日本のJEMが進行方向と逆向きに取り付けられる計画でした。この図案はいわば後ろから見たところで、非常に珍しいものです。 (カザフスタン発行、1993年、SC#37) |
建設開始直後の国際宇宙ステーション(ISS) ロシアのサービスモジュールザーリャ(中央)と米国のモジュールユニティ(右)が連結された状態です。 ザーリャは998年11月20日にプロトンロケットで打ち上げられ、ユニティは1998年12月4日にスペースシャトルで打ち上げられました。 ザーリャとは黎明という意味です。また基本機能ブロック(FGB)ともいいます。 ミール宇宙船のサービスモジュールとほぼ同じ設計です。 (ガイアナ発行、2000年) |
建設中の国際宇宙ステーション 2000年7月12日にロシアのズヴェズダ(図の左端)が、2001年2月7日にアメリカのデスティニー(図の右端)が取り付けられました。この間にP6トラスや太陽電池パネルも取り付けられ、だんだんと宇宙ステーションらしくなっています。 この切手はフランスの20世紀シリーズの中で、輸送手段に関する5種類の切手(鉄道、船、オートバイ、自動車、超音速機)が含まれますが、宇宙はシートの地にデザインされています。 (フランス発行、2002年) |
国際宇宙ステーション完成時の中央部 ロシアのサービスモジュール、米国のモジュールにさらにトラス、太陽電池パネル、今後打上げ予定のモジュールなども取り付けられた状態の想像図です。参加15カ国の国旗も描かれています。左からベルギー、ノルウェー、スペイン、日本、デンマ^ク、米国、オランダ、フランス、イギリス、ロシア、スイス、カナダ、イタリア、スウェーデン、ドイツの順です。 (ロシア発行、2000年、SC#6584) |
国際宇宙ステーション完成時の外観 進行方向手前から見た最終的な外観予想図で、右下が日本の実験モジュール「きぼう」、結合部分(ハーモニー)を介して左は欧州モジュール「コロンバス」で す。ハーモニーの上には米国が資金を出して日本が開発する「セントリフュージ」(人工重力発生装置)がつく予定でしたが、米国の資金不足のため中止になり ました。2011年にスペースシャトルが退役したため、このような大きなモジュールを打ち上げることはできなくなりました。 (日本発行、2005年) |