カナダの宇宙開発 ENGLISH

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カナダの宇宙機関はカナダ宇宙庁(CSA)です。カナダは2023年末までに民間の通信衛星などを含めて3機の衛星を打ち上げています。
別表参照)

カナダは電波による地球観測衛星レーダーサットや静止通信衛星アニク・ニミクなどを打ち上げています


1.宇宙環境利用

カナダの宇宙開発

 カナダは国際宇宙ステーションの5つのパートナー国の1つとして、ロボットアームの開発を分担しています。切手はカナダの象徴であるカエデの葉(メープルリーフ)のマークを付けた宇宙飛行士の活動です。(船内での実験とEVAを混同している?)

(カナダ発行、1985年、SC#1046)

カナダの宇宙飛行士1

 カナダはこれまで8人の宇宙飛行士をスペースシャトルに搭乗させています。
 最初の宇宙飛行士は1984年にSTS-41Gに搭乗したM.ガルノーです。切手発行当時のカナダ宇宙庁(CSA)長官でした。1996年と2000年にも飛行しています。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士2

 2人目はR.ボンダーで、1992年にIMLミッションに参加しました。カナダ初の女性宇宙飛行士です。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士3

 3人目はS.マクリーンで、1992年のミッションに参加しました。現在のカナダ宇宙庁(CSA)長官です。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士4

 4人目はC.ハードフィールドで、1995年にロシアの宇宙ステーションミールに搭乗しました。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士5

 5人目はR.サースクで、1996年のスペースシャトルミッションに参加しました。17日間の搭乗はカナダ人として最長でしたが、2011年にカナダの宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに約半年間の長期滞在を行う予定です。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士6

 6人目はB.トリグバソンで、1997年のミッションに参加しました。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士7

 7人目はD.ウイリアムズで、1998年のニューロラブミッションに参加しました。
(カナダ発行、2003年頃)

カナダの宇宙飛行士8

 8人目はJ.ペイエットで、1999年のミッションに参加した女性宇宙飛行士です。
(カナダ発行、2003年頃)


2.国内通信衛星

移動体通信衛星M−SAT 国際標識番号:1996-022A

M−SATは静止化が完全にできなかったのですが、怪我の功名というか、カナダの移動体通信技術開発に役立ったそうです。
(カナダ発行、1986年、SC#1079)

カナダの通信衛星アニクE1 国際標識番号:1991-067A

 アニクはカナダの静止通信衛星です。売上げ世界第4位のテレサット社が、ニミク(Nimiq)衛星とともに運用しています。
「アニク」はエスキモーの言葉で「兄弟」という意味です。「アニキ」とよく似ていますね。

(カナダ発行、1992年、SC#1441)

3.宇宙科学衛星

カナダの2個目の衛星アラウエット2 国際標識番号:1965-098A

 1965年に米国と共同で打ち上げたカナダの人工衛星です。カナダ初の衛星である同1号は1962年の打上げです。カナダは世界で3番目と称していますが、同様の方法で英国の方が先に打ち上げており、当展示室ではカナダは4番目としています。

(カナダ発行、1966年、SC#445)

4.技術試験衛星

トロント工科大学は2008年4月に2個の小型衛星を打ち上げました。

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